

地図を通して、人間社会の日常の解像度を上げる
地図や地理は、専門的で難しい印象をもつ人も多いでしょう。地図は、私達が過ごす日常の目次でもあります。地理人の役割は、専門的な知識の追求ではなく、誰もが持っている「日常の感覚」を地図と結びつけ、世界の新しい見方をデザインすることです。
「空想地図」は、そのための実験室です。実在しない街だからこそ、正解にとらわれず自由に想像を広げることができます。そこで養われた視点を現実の都市に向ければ、ありふれた街や住宅地の様子が、能動的に見られる身近な舞台にもなります。
これまで、アートやデザイン、教育、まちづくりなど、地図・地理業界の外側で多くのプロジェクトに関わってきました。現在は「空想地図作家」としての制作活動を主軸に、執筆やワークショップ、展示等を通じて、地図と想像力を武器に世界を読み解く「地図感覚」を広めています。
